Serialization

瞬間前進

第4回 「ZENSHIN」とかけまして「大学生の噺家」と解きます

 長良川国際会議場で開催された、第十五回全日本学生落語選手権“策伝大賞”を聴きに行きました。“策伝”って誰だろうと不思議に思い調べてみる。なんと、岐阜市に“落語の祖”と呼ばれる安楽庵策伝ゆかりの淨音寺があるという記事を発見。落語とゆかりの深い地なんだと知り、びっくりすると共に、説法にお笑いを取り入れていたことにすごさを感じます。
 会場内に入ると、エントランス一帯に各大学の応援旗が垂れ下がり、気持ちがワクワクしてきました。そして、ホールには大勢の人が。1,500人定員の客席は満員で、始まりを今かいまかと待っています。
 開会のあいさつの後、全国51大学、大学院から244人の参加者から予選を勝ち抜いた9人での決勝がスタート。プロの噺家ではないのであまり期待していなかったのですが、落語のレベルの高さにびっくりしました。古典落語を現代風にアレンジしたり、創作落語を喋ったり。落ちのたびに大きな笑い声が鳴り響き、場内が一体となっています。その創造性と落ちへの導き方に笑いと共に感動も覚えました。
 決勝が終わり、休憩を挟んだあとに結果発表がありました。優勝者は感極まって泣く場面も。最後に今期で岐阜市長の任期を終えられる細江茂光市長から挨拶がありました。
「Good Luck 岐阜! 私もぐっと楽になります」
 岐阜への想いが詰まった“策伝大賞”落語選手権らしい、とんちのきいた言葉でした。

 最後に、なぞかけ。「ZENSHIN」とかけまして「大学生の噺家」と解きます。その心は?
 どちらも“成長中です”。  

(松田)

 syunkanzenshin